レーザー治療やファイバースコープなどの最新医療だけでなく、東洋医学の漢方を用いた治療法にも注目してみましょう。
西洋医学とは違ったアプローチで、さまざまな病気を治していくことができますよ。
漢方治療は局部ではなくカラダ全体を見ていくので、西洋医学では治りにくいめまいなどの治療にも有効です。
また、一般的な薬はあまり長期間服用したくない…という方にも漢方がおすすめです。漢方は慢性的な症状の治療などによく使われています。また、急性の症状には、抗生物質と漢方薬の両方を服用することで早く治したりもできます。
漢方治療に興味のある方は、ぜひ耳鼻科で相談してみてくださいね。
漢方薬を処方する前には、東洋医学的な診察を受けます。体質などの問診と、顔色・舌・脈などの診察です。このような診察の結果を見て、漢方薬を選んでいきます。
それでは、耳鼻科で漢方治療を行う病気と、主な漢方薬を見ていきましょう。一人一人の症状によって処方される漢方薬は違ってきますので、参考程度に見ていただければと思います。
メニエール病などの慢性的なめまいは、漢方治療で症状が改善されることがよくあります。
めまいの治療に使われるのは、当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、苓桂朮甘湯、真武湯などです。
耳鳴りには、その原因に合わせて、七物降下湯、釣藤散、牛車腎気丸、加味帰脾湯などの漢方薬が用いられます。
長引く咳やしつこい痰の解消にも、漢方が用いられます。
よく使われる漢方薬は、小青竜湯、麦門冬湯など。
また、のどの詰まり感がある時には、半夏厚朴湯、柴朴湯などがよく使われています。
慢性的なアレルギー性鼻炎や花粉症などの漢方治療には、小青竜湯を処方されることが多いです。小青竜湯には、水分代謝を良くしたり、体を温めたり、発散作用でアレルゲンを除去したりする働きがあります。