めまいの症状を大きく分けると、くるくる回る回転性・ふわふわする浮動性・クラッとする立ちくらみの3つのタイプがあります。中でも、回転性のめまいは耳に原因があることが多いようです。それでは、耳とめまいの関係について詳しく見ていきましょう。
耳には、からだのバランスを保つ役割があります。だから、耳に何らかの異常が起こるとバランスを保つことができなくなり、回転性のめまいなどを引き起こしてしまうのです。
めまいがあると内科へ行く人が多いですが、まずは耳鼻科を受診した方が早いでしょう。回転性のめまいであればなおさらですよ。よろしければ参考にしてみてくださいね。
耳に原因があるめまいには、主にどのようなものがあるのかをまとめてみました。治療が必要な症状は、治療法なども紹介しています。
耳が原因のめまいの中で、最も多いと言われている病気です。三半規管に耳石が入り込んでしまうことが原因。
起きる時に頭を動かしたり、頭をある位置に移動したりすると、回転性のめまいが起こります。頭をその位置から戻すと、めまいは軽くなって数秒~数十秒で消失。めまいを繰り返すうちに、徐々に症状が軽くなっていって、自然に消失します。
からだのバランスを保つ前庭神経が炎症を起こしてしまうことが原因で、めまいが起こる病気です。激しい回転性めまいが起こって、悪心や嘔吐といった症状も2~3日続きます。
それから徐々にめまいが治まっていって、3週間ほど経つとほぼ消失します。治療法としては、抗めまい薬や吐き気止めの投与などです。
内リンパ液の増えすぎによる、内耳のむくみが原因と言われています。回転性の激しいめまいに加えて、耳鳴りや難聴といった症状があらわれることも。
めまいは数時間~1日ほど持続してから治まります。ただ、発作的に何度も繰り返し起こるのも特徴です。メニエール病は、抗めまい薬や吐き気止め、内耳のむくみを改善する浸透圧利尿薬などで治療していきます。
中耳炎が原因でめまいが引き起こされることもあります。中耳炎によるめまいは、ふわふわとした浮動性めまいで、それほど激しいめまいではありません。中耳炎を治療することで、めまいも改善されていくでしょう。